ネストリウス派(東シリア教会)をたずねて

シルクロードにおけるキリスト教(おもにネストリウス派)の足取りを、関連書籍を読みながら たどります

ネストリウス派とアッバース朝とその後、トレドへ

 以前、ネストリウス派は、イスラームアッバース朝とそれなりに密接な関係にあったということや、アッバース朝の7代目カリフのマムーンの時代に、ギリシアの哲学や医学をアラビア語に翻訳する「知恵の館」が創設され、そこでネストリウス派が重宝されたという記事を書いた。↓

yukashi77.hatenablog.com

 先日、宮田律氏の『イスラムがヨーロッパ世界を創造した 歴史に探る「共存の道」』(光文社新書、2022年)を読んでいたら、「知恵の館」のその後が書かれていて、面白かったので、下の記事にまとめてみた。宜しければ、ご覧ください。↓

note.com